【リトル・ホープ】ネタバレなしレビュー(実績解除100%後)PC版【Little Hope】

2020年11月21日ゲームレビュー, リトルホープPS4ゲーム, ゲームレビュー

PS4日本語版発売前ということでネタバレは極力避けて、大まかな感想やトロフィー難易度などを紹介します。

PS4版発売後、改めて考察や感想を深堀した記事を書く予定です。

注意!

極力ネタバレを伏せて書いてはいますが、人によっては若干ネタバレに触れるような箇所もあるかもしれません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

概要

Until Dawn-惨劇の山荘-で知られるSupermassive Games開発のThe Dark Pictures Anthology第2弾のサバイバルホラーゲーム。

このシリーズは全8作品を4年間でのリリースが予定されており、2020年11月現在、第3弾となる「灰の館」が発表された。「リトル・ホープ」という名のゴーストタウンと化した町を舞台に、校外学習のために訪れた教授や大学生たちの5人が事故を原因に迷い込み、恐ろしい体験をしながら、閉じ込められた霧の中から脱出するというもの。

マサチューセッツ州のニューイングランドにある「リトル・ホープ」はセイラムと同じく昔、魔女裁判が行われたことがあり、その過去に起因するものとしてストーリーが作られている。

前作マン・オブ・メダン同様、操作キャラクターが入れ替わりながら選択肢によって展開が変わっていくシステム。

トロフィーについて

今作のトロフィーは、内容的にはほぼ前作と同じような取得条件。
シェアストーリー(オンラインCo-op)をクリアするいうオンライントロフィーがなくなっているため、トロフィー目的のために一緒にしてくれるフレンドを探さなくても良い。
その中で特定の2人の親密度を最高まで上げるトロフィーが、個人的にソロモードでカツカツだったのを除けば特に難しいものはない。

収集物関係のトロフィーもキュレーターズカットでしか発見出来ないものがなくなっているため、一部見落としやすいものを除けば比較的易しい。

良かった点・悪かった点

良かった点

  • グラフィックは相変わらずキレイ
  • 字幕のサイズが変更できるようになった
  • 前作「マンオブメダン」よりも追いつめられる恐怖感が楽しめる
  • 前情報通りQTEが優しくなっており、前作以上に救済措置有り
  • 特典映像が相変わらず手が込んであり見ごたえ十分
  • オンライントロフィーがなくなった

悪かった点

  • 日本語吹替がない
  • 移動の操作性が改善されきっていない
  • クリア後もムービースキップ、既読スキップができない
  • 相変わらず登場人物に感情移入出来ない(魅力がない)
  • クリア後も若干謎が残る(複数の説が考えられる)

感想・総括

個人的に楽しみにしているダークピクチャーズアンソロジー第2弾ということもあり、ややひいき目な感想になりますが、ゲーム自体の雰囲気は良いです。演出も、一気にすべて見せるのではなく、部分的にじわじわ全貌を見せてくるあたり、ホラー映画のような雰囲気を損なうことなくゲームの世界に没頭できます。

ただ、あくまで「B級ホラー」の域であると個人的には捉えているので、そこまで完璧なホラーは求めていません。(いい意味で)
最近のユーザーの中で「お金を払って買っているんだから」と、やたらと上から目線で完ぺきと快適を求めたコメントや感想を言っている方が目立ちますが、そういった方には私のレビュー等は役に立たないと思います。

  • 周回を前提としているため、1周のプレイが短い
  • あくまでB級ホラーを楽しむゲーム
  • 本編とキュレーターズカットをプレイして1つのゲームとなる
  • 収集物を全て集める等でアンロックされるメイキングや設定資料・秘密など特典要素を楽しむ

以上のようなことと、価格設定が安いことを踏まえれば、そこまで不満は出てきません。

今作は前作マン・オブ・メダンのように「海上の船の中」という孤立し、なおかつ閉塞された空間ではなく、「謎の霧によって閉じ込められたゴーストタウン」という舞台になっています。
なんだか昔のサイレントヒルを思い出しますね、コナミさん。

屋外と屋内を探索しながら進めていくわけですが、やはり屋外では閉塞感がなく不気味ながらもなんとか逃げ回れるじゃん、という感じを醸し出していて「早くこの状況から脱出したい」という思いは沸いてきませんでした。

実際、クリアしたときも「え、これで終わり?」と思うくらい「脱出できた感」がゼロでした。
エンディングでどんでん返し、とまではいきませんが実はこうだったのよという一通りの回想シーンと共に「なるほど~」と思うか、「なんじゃそりゃ」と思うかは分かれることでしょう。

個人的には好きですけどね。
マルチエンディングのため、キャラクターの生死や選んだ選択肢によって結末は変わります。

ただ、相変わらずキャラクターに魅力がないです。
感情移入しづらく、もう少し共感できるようにすればもっとゲームの世界にのめり込めるのですが…
全体の流れとしても、もう少し早い段階で危険が迫っているという状況を作り出した方が、あまりにもそこに至るまでの話が長いので、後半で駆け足で結末を迎えた印象です。ここは非常にもったいない。

確かに雰囲気作りや、過去に行われていたこと、今起きていることの結び付けをプレイヤーに分からせるように持っていく過程なので仕方ないんですけどね。

一番感じたことは、「前作マン・オブ・メダンの方がストーリーは手が込んでいた」ということです。
今作は前作のようにある条件を満たさないと進むことができない隠しチャプターがありました。

また、キュレーターズカットでは、本編では行ったことのない場所、発見することができない秘密や絵画がありました。
しかし、リトル・ホープではキュレーターズカットを通して別視点でプレイしたとしても、基本的にそれぞれのグループがこの時どうしていたのか、ということに関して本編で交互に操作しているわけなので、もうわかっちゃっているわけです。
せめて本編では語られなかった時間軸に焦点を当てて、キュレーターズカットをプレイしないと補完されない情報がもっとあっても良かったのでは?例えばアンジェラが孤立してから合流するまでをプレイ出来るとか…

おまけにキュレーターズカットをプレイせずとも、収集物がすべて発見できてしまう仕様。
言い換えるとトロフィー目的のプレイヤーにとってはスルーされてしまう可能性大。

コンラッドが逃げ続けていた時、フリスからはこんな風に見えていたのか、のような散りばめられたフラグの回収がありません。

ただ、あまり閉じ込められた感がない今作でも、悪魔に追われるシーンでの逃亡QTEは前作よりも増えていて、「え、これで死ぬの?」といった場面もあり、緊迫感はあるのでそこは非常に良かったと思います。

魔女裁判が行われた過去に起因する今回の出来事ということもあり、随所にどれだけ理不尽で非常なことが行われていたかを垣間見ることができます。
私は本当の魔女裁判についても興味が湧き調べたりもしました。こういう風に人に影響を与えるということは、やはりゲーム自体の魅力、スタッフたちの作り込みといったものなくしてはあり得ないことを考えると、価格帯も安く、B級ホラーとは言っていますが、優れた作品ではないでしょうか。

攻略について、どこがトリガーになるかが分かりやすく感じました。
逆に言えば、もう少し複雑なフラグ管理でも良さそうな気もしますが、ストーリー自体分岐がないので仕方ないのかなと…。


一点、自分だけかもしれませんがバグなのか仕様ミスなのか、トロフィーが条件を満たしながらも解除されなかったので同じ症状の方がもしいればミスなのでしょう。


長々となりましたが、リトル・ホープとは

前作マン・オブ・メダンほどの分岐や閉塞的な恐怖感はないものの、魔女裁判というものを取入れることで実際に起きた残忍な行いと、ゴーストタウンと化した町で目の当たりにする恐怖とを上手く掛け合わせていて、また違ったタイプのホラーゲームとなっています。

QTEも易しめになっていて、オプションでの救済措置も充実しており、ゲーム初心者や操作が苦手な人でも問題なく楽しめる仕様は親切。

3作目「灰の館」が発表されましたが、是非、これら2作品以上にストーリー分岐や魅力のあるキャラクター、良い意味で裏切ってくれるストーリーの結末を期待しています。

やはり、攻略する側にとっては何度も繰り返しプレイしてフラグ立てのトリガーを発見する時が一番楽しいです。
若干、前作よりも劣化を感じたので、3作目ではキュレーターズカットをもっと重要な立ち位置に、そしてストーリー分岐もたくさん増えることに期待しています。

プラチナトロフィー獲得難易度
★☆☆☆☆

文句なしの星1つ。オンラインでフレンドと一緒にクリアする必要もなければ、キュレーターズカットをプレイせずとも収集物が全て発見出来てしまいます。フラグ管理も簡単で、特に悩むようなトロフィーもありません。せめて1つくらいは「え?コレどうやって獲れるの?」みたいなものがあっても良い気がしますが…。
1つ、私が遭遇した取得バグもきっちりフラグ立てを行えば回避できますし、仕様ミスと思えばまぁ別にという感じです。オートセーブのため、周回を繰り返しているとうっかりミスで違う選択肢を選んだり、QTEをミスる事故に気を付ければ誰にでも取得可能です。


オススメ度
★★★☆☆

個人的には星4つくらい付けたいのですが、万人向けではないので星3つで。
1周が短い、キャラクターに魅力がない、話の展開が遅すぎる、ムービースキップできない、
など、PS4日本語版発売後のレビューで書かれそうなことが今にも聞こえてきそうですが…。
ただ、ここまで綺麗なグラフィックで、スタッフのホラー愛による作り込みをこの低価格でプレイ出来るのは、おそらくこのシリーズだけでしょう。そもそもこういうジャンル自体、今は減ってきていますしね。
ゲーム初心者やゲームが苦手なホラー好きな人に特にオススメしたいです。

※注意として、この手のストーリー重視型のゲームを購入前に実況プレイなどで先に見てしまうと、もはやプレイする楽しみがなくなってしまうので、PC版・XBOX版とPS4/5版での発売日にズレがあるものに関して、ネタバレは自己責任でお願いします。

THE DARK PICTURES LITTLE HOPE(リトル・ホープ)

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