HOUSE OF ASHES(ハウス・オブ・アッシュ)攻略 PS4/PS5(PC・XBOX版対応)

2021年10月5日

ハウス・オブ・アッシュとは?

『Until Dawn -惨劇の山荘-』を開発したSupermassive Gamesの新作ホラーゲーム。

THE DARK PICTURES ANTHOLOGYという、1話完結の一連の独立作品の第3弾。

砂漠に埋もれた遺跡に眠る邪悪な古代生物の巣から脱出せよ。

本作の舞台となるのは2003年のイラク。

ザグロス山脈の影に隠れた地下化学兵器施設の疑いのある建物の調査を命じられるCIAエリート部隊。
そしてそれを待ち伏せをするサリム・オスマン軍曹率いる現地パトロール隊。
双方の争いの最中、突如地震が発生し地面が陥没、彼らは地下深くに埋もれたシュメール神殿の遺跡に投げ込まれてしまう。
それと同時に、砂漠の下の暗闇の中で邪悪な〝何か〟が目覚める。
その恐ろしい未知の古代生物の巣は、新たな獲物を待っていた…。

PSsore公式HPより


▼オンラインCO-OP対応

オンライン上のフレンドと2人で物語を共有できる「シェアストーリーモード」を搭載。

それぞれの視点で物語は進行していき、そこで下された互いの決断が、キャラクターたちの運命を大きく左右する。

だが気を付けた方がいい。
たとえ同じ場所にいたとしても、2人が同じものを見ているかどうかは定かではないのだから。

▼まるで皆で楽しむホラー映画鑑賞会

最大5人でコントローラーを回しながら物語を楽しむ「ムービーナイトモード」。
プレイヤーたちには各々キャラクターが割り当てられ、それぞれの選択を下しながら物語を進めていく。

自分の些細な行動で、隣に座る友人や家族のキャラクターの命運が左右されるかもしれない…。
そんなスリルをみんなで共有しながら、邪悪な神殿からの脱出を試みよう。

タイトル
THE DARK PICTURES: HOUSE OF ASHES
(ハウス・オブ・アッシュ)
ザ ダーク ピクチャーズ ハウス・オブ・アッシュ

ハード
PlayStation®5
PlayStation®4
Xbox Series X/S
Xbox One
STEAM®
(全ハードDL版のみ)

発売日
2021年10月22日

希望小売価格
3200円+税

プレイ人数1~5人(オンライン時:2人)

ジャンル
ホラー・アドベンチャー

CERO


プレイ時間について

クリアまでの時間の目安は前作「マンオブメダン」「リトルホープ」よりやや長く感じ、5~6時間程度です。
体感的には前2作より結構ボリュームアップしたように感じました。

周回を繰り返し、攻略を終えましたがマンオブメダンのプレッシャーのような隠しチャプターはありませんでした。
チャプターに関して言うと、今作はクリア後のシーン選択の反映がおかしくなっています。
(アップデートやパッチファイルで修正されるかもしれませんが)
複数回クリアしましたが、プレイしたチャプターがシーン選択に出て来ない場合があります。もしかすると、特定の条件を踏まないと出て来ない可能性もありますが…。
「攻撃」「血の海」「井戸」など
ひどい時はクリアしたのにも関わらず、「部屋」「日光」もなく、「悠久の時」が最後といったパターンもありました。
時系列的なことも絡むので仕方ないのですが、前2作のように「ここからはこのチャプター」、といった分かりやすい場面割ではない為、シーン選択した後に「あ、ここからの話か」みたいな感じでわかりづらかったです。
キャラクター間を行ったり来たりするので、今作についてはもっと細かいチャプター割でも良かったのでは。

また、プラチナトロフィー獲得については、
・シェアストーリー(オンラインCo-opモード)をクリアする → 排除(リトルホープに続いて)
・「心」による決断のみを選択してクリアする → 排除
・ムービーナイトモードをクリアする → ムービーナイトモードのプロローグを終えるに変更
と、周回する回数が減っていることも少し親切設計になっています。

クリア後について

クリアデータを基にシーン選択が可能になるので、「あの時、あっちの選択肢を選んでいたら…」と気になる箇所を再度プレイして、その先の展開の変化を確認したり、最後に生き残る人数を調整したりと、従来の楽しみ方でプレイしてみてください。
このシリーズに共通して言えることは、クリア後にはキュレーターズカットで同じストーリーを別視点によるプレイが加わるので、1周目では見えていなかった部分を体感して、1本のゲームとなります。

個人的には「全員生存+サリムが息子に会いに帰る」エンディングがベストエンドだと思っているので、別にプラチナトロフィーまではいいや、と思っている人にも、この終わりを目指してプレイしていただきたいなと。

良かった点・悪かった点

良かった点

  • グラフィックは相変わらず美しい(PS4版でも十分)
  • 前2作よりも、生き残らないといけない感が増している
  • 固定カメラから360°自由に動かせるようになった
  • 特典映像が相変わらず手が込んであり見ごたえ十分
  • 移動速度が速くなった
  • 周回が必要なトロフィーが少なくなった
  • 前作をプレイ済みならニヤリとする場面が

悪かった点

  • 日本語吹替がない
  • クリア後もムービースキップ、既読スキップができない
  • ホラー感が減っている(逆にホラー苦手な人でもプレイできる)
  • チャプタータイトルが大雑把で内容が一致しにくく、シーン選択が分かりづらい
  • レイチェルに魅力が全然ない

まだ攻略を終えたばかりなので、思いつくままに書きましたが、キャラクターの魅力と重要性がイマイチ合っていない気がします。
レイチェルの性格がイマイチ(モデリングも不細工に…)だったり、脇役的なクラリスやジョーイとかの方が人間臭くて魅力あったり…。
むしろパッケージにはサリムの顔でも良かったような…(笑)

バタフライエフェクトや終盤のSFホラーオチはUntil Dawn-惨劇の山荘-を彷彿とさせます。良くも悪くも。

攻略にあたって

このシリーズは、まるで見ている映画に介入できるかのような雰囲気が楽しめる、いわゆるストーリーを楽しむゲームとなっています。
QTEのような反射的なボタン操作が苦手な方もストーリーに没入出来るように、前作リトルホープ同様オプション設定が充実していて、誰でも楽しめる仕様になっています。

また、このゲームはオートセーブ機能搭載で、選択肢やQTEのコマンド入力後は上書き保存されていくため、「さっきの所をやり直したい!」と思ってもセーブデータを別で取っておかない限り後戻りできない仕様となっています。(これは選択の重みをプレイヤーに実感させるための仕様)
クリア後は、シーン選択とセーブデータのバックアップを駆使して快適にトロフィーを狙っていきましょう。

おすすめオプション

シングル・アクション・プロンプト

これはすべてのQTEを1つのボタンでクリアできるようになるというもの
押さないといけないボタンが1つだけになります。
例えば最初に×ボタンでQTEが始まると、それ以降の一連のQTEは×ボタンしか出てきません。

ボタン長押しで、ボタン連打クリア

そのままです。ボタン連打のQTEでも該当ボタンを長押しするだけでクリアできるという便利オプション。前作にもありましたが、連打が苦手な人には嬉しい措置です。

QTEのタイムアウトを無効

QTEの時間制限がなくなるため、上記2つのオプションと組み合わせるとまずQTEの失敗や誤爆はなくなります。(ボタンを押すまで、そのまま映像は一時停止します。)

ただし、以下については無効にできません。
・選択肢の制限時間
・息を止めて!の鼓動に合わせたリズムを刻むQTE

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